免疫感染症内科
概要紹介
九州医療センターは平成9年より九州ブロックにおけるエイズ診療ブロック拠点病院として、九州におけるHIV感染症診療の中心的役割を果たしています。免疫感染症内科はその中でもHIV感染症専門の科として、全国でも有数の患者数を診療しています。またAIDS/HIV総合治療センターは九州ブロックにおけるエイズ/HIV感染症診療向上のため多くの活動を行っています。
AIDS/HIV総合治療センターホームページ
AIDS/HIV総合治療センターホームページ
当科の特色
HIV感染症は全身疾患であるとともに,その性格上包括的医療が必要となります。当院では包括的医療を目的としてチーム医療に取り組んでおり、医師、看護師だけでなく、薬剤師、検査技師、心理カウンセラー、ソーシャルワーカー、栄養士など多くの職種がチームとして治療にあたっています。
またHIV感染症はその性格上プライバシー保護が重要です。当院では防音設備の整った個室診察室、面談室、お薬相談室などを完備し、患者の皆様のプライバシー保護に努めています。
またHIV感染症はその性格上プライバシー保護が重要です。当院では防音設備の整った個室診察室、面談室、お薬相談室などを完備し、患者の皆様のプライバシー保護に努めています。
スタッフ情報
- 氏名(フリガナ)
- 南 留美(ミナミ ルミ)
- 卒業年
- 平成7年 卒業
- 役職・所属
-
- 科長
- AIDS/HIV総合治療センター部長
- 専門医
-
- 日本内科学会認定内科医、総合内科専門医、研修施設指導医
- 日本感染症学会専門医、指導医
- 日本エイズ学会認定医、指導医
- 日本リウマチ学会専門医、指導医
- 日本抗菌化学療法学会認定医、指導医
- インフェクションコントロールドクター(ICD)
- リウマチ財団登録医
- 氏名(フリガナ)
- 高濱 宗一郎(タカハマ ソウチイロウ)
- 卒業年
- 平成14年 卒業
- 役職・所属
-
- 医長
- 専門医
-
- 日本リウマチ学会専門医、指導医
- 日本内科学会総合内科専門医
- 日本エイズ学会認定医、指導医
- 日本感染症学会専門医、指導医
- インフェクションコントロールドクター(ICD)
- 日本化学療法学会抗菌化学療法指導医
- 氏名(フリガナ)
- 中嶋 恵理子(ナカシマ エリコ)
- 卒業年
- 平成12年 卒業
- 役職・所属
-
- 医師
- 専門医
-
- 日本内科学会認定医、総合内科専門医
- 日本血液学会専門医、指導医
- 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
- 日本エイズ学会認定医、指導医
- インフェクションコントロールドクター(ICD)
診療実績
現在 HIV 感染症は有効な治療法(ART= Anti-Retroviral Therapy)が開発されており、ウイ ルスの生体内からの完全な排除はできないものの、服薬を続けながら免疫能を保ち日常生活を送ることが出来るようになってきています。当院で治療を受けている患者のほとんど(95%以上)も、血中 HIV-RNA 量(ウイルス量)が測定感度以下まで減少し、免疫能の回復(CD4リンパ球数の増加)を認めています。また長期的予後を見据えて患者に合った最適な治療法を選択しています。