救急科
概要紹介
高齢社会が進むにつれ、119番通報され、救急搬送される患者さんが多くなっています。福岡市消防局によると、福岡市内の救急搬送件数は、2021年は7万8000件あまりと、最大件数だった、コロナ流行前の2019年の8万1000件よりは少ないですが、10年前、2011年の6万5000件からは大幅に増加しています。福岡市周辺のち地域を含めるとさらに多くなります。
当科は当院救命救急センターの中心診療科として、地域医療に貢献すべく努力しています。
当科は当院救命救急センターの中心診療科として、地域医療に貢献すべく努力しています。
当科の特色
救急科常勤医師3名、非常勤医1名に加え、内科と外科からの応援医師の協力のもと、平日日勤帯の救急外来診療と、当科が主治医となった患者さんの入院診療を行っています。また、医行為ができる資格を持った診療看護師が在籍し、初期臨床研修制度の一環として初期臨床研修医が当科で研修しており、共に診療に当たっています。
当院では医療安全の一環として、入院患者さんの状態変化に即座に対応するためにRRS(Rapid Response System)を導入しており、その対応も当科が中心となって対応しています。
当院では医療安全の一環として、入院患者さんの状態変化に即座に対応するためにRRS(Rapid Response System)を導入しており、その対応も当科が中心となって対応しています。
スタッフ情報
- 氏名(フリガナ)
- 野田 英一郎(ノダ エイイチロウ)
- 卒業年
- 平成7年 卒業
- 役職・所属
-
- 科長・センター長
- 広域災害・救命救急センター
- 専門医
-
- 日本救急医学会救急科専門医
- 日本麻酔科学会麻酔科認定医、認定指導医
- 氏名(フリガナ)
- 成田 純任(ナリタ スミトウ)
- 卒業年
- 平成12年 卒業
- 役職・所属
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- 医師
- 広域災害・救命救急センター
- 専門医
-
- 日本救急医学会救急科専門医
- 日本内科学会総合内科専門医
- 日本内科学会認定内科医
- 日本循環器学会循環器専門医
- 日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
- 氏名(フリガナ)
- 石原 夕子(イシハラ ユウコ)
- 卒業年
- 平成24年 卒業(大学院卒)
- 役職・所属
-
- 診療看護師
- 氏名(フリガナ)
- 川鍋 育郎(カワナベ イクロウ)
- 卒業年
- 平成25年 卒業(大学院卒)
- 役職・所属
-
- 診療看護師
- 氏名(フリガナ)
- 高祖 直美(コウソ ナオミ)
- 卒業年
- 平成27年 卒業(大学院卒)
- 役職・所属
-
- 診療看護師
- 氏名(フリガナ)
- 福留 大晃(フクトメ ヒロアキ)
- 卒業年
- 平成31年 卒業(大学院卒)
- 役職・所属
-
- 診療看護師
診療実績
2021年度の救急科入院症例は363例(2020年度248例)で、主にショック、急性呼吸不全を来している敗血症症例(尿路感染、誤嚥性肺炎など)や心停止蘇生後、急性薬物中毒などの入院診療を行っています。上記救急外来からの患者さんだけではなく、他科入院中に呼吸状態や循環動態が悪化した患者さんについても、積極的にサポートし、時には状態が安定するまで主治医を交代し、対応しています。