眼科
概要紹介
当科では眼科領域のうち、主に下記の疾患を診療しております。
外来通院のみでなく、必要に応じて入院・手術加療も行っております。
- 糖尿病網膜症、網膜剥離、黄斑疾患をはじめとする網膜・硝子体疾患
- 白内障
- 緑内障
- ぶどう膜炎
- 神経眼科疾患
- 未熟児網膜症
医師は眼科専門医のスタッフ2名と日本眼科学会所属のレジデント2名が診療に携わります。
かかりつけ医とも積極的に地域連携を行いつつ、患者の皆さまにとって最適な治療をご提案します。
当科の特色
- 白内障手術は片眼2泊3日、両眼4泊5日の入院治療、もしくは片眼ずつの日帰り手術を行っておりますが、ご希望に応じて相談可能です。
- 手術待ちの期間はどの手術でも基本的に1週間~1ヵ月程度と、比較的短期間で対応可能です。(緊急疾患は除く)
- 手術に際して、全身合併症を伴い他科との連携が必要な方や、認知症等で全身麻酔が必要な方でも、患者の皆さまの状態に合わせて対応が可能です。
- 複数の医師で最適な治療方針を相談しながら決定しており、安定した治療を受けられます。
スタッフ情報
- 氏名(フリガナ)
- 長谷川 英一(ハセガワ エイイチ)
- 卒業年
- 平成16年 卒業
- 役職・所属
-
- 医長
- 専門医
-
- 日本眼科学会専門医
- 眼科専門研修指導医
- 氏名(フリガナ)
- 和田 伊織(ワダ イオリ)
- 卒業年
- 平成23年 卒業
- 役職・所属
-
- 医師
- 専門医
-
- 日本眼科学会専門医
- 氏名(フリガナ)
- 神川 文音(カミカワ アヤネ)
- 卒業年
- 令和2年 卒業
- 役職・所属
-
- レジデント
- 専門医
-
- 氏名(フリガナ)
- 鬼木 顕秀(オニキ アキヒデ)
- 卒業年
- 令和3年 卒業
- 役職・所属
-
- レジデント
診療実績
紹介患者の比率が多いことから、手術を主体とした診療が柱となっております。
前年度(2023年1月から2023年12月まで)の外来総数は7,530名で、新患患者数は919名、紹介率は97.9%でした。増殖糖尿病網膜症や網膜剥離、黄斑上膜などの網膜・硝子体疾患、全身合併症を有した白内障手術が多い傾向にあります。
前年度の新入院患者数は429名で、年間手術件数は457件、平均在院日数は3.4日でした。
糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性などに施行される抗VEGF薬硝子体注射も行っており、前年度の総数は564件でした。
前年度(2023年1月から2023年12月まで)の外来総数は7,530名で、新患患者数は919名、紹介率は97.9%でした。増殖糖尿病網膜症や網膜剥離、黄斑上膜などの網膜・硝子体疾患、全身合併症を有した白内障手術が多い傾向にあります。
前年度の新入院患者数は429名で、年間手術件数は457件、平均在院日数は3.4日でした。
糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性などに施行される抗VEGF薬硝子体注射も行っており、前年度の総数は564件でした。
当科で行っている特殊治療・検査
iStent挿入術
白内障手術時に同時に施行できる低侵襲緑内障手術(MIGS)がiStent挿入術です。大きさ1mmという極小のパイプ状のデバイスを眼内の線維柱帯という組織に挿入することで、点眼薬約1~2剤分の降圧効果が期待できます。
前房水PCR検査
ぶどう膜炎は原因が非常に多岐にわたり、原因によって治療方針が相反することもあります。前房水PCR検査を行うことで、感染症が原因となるぶどう膜炎でないかを絞り込むことができます。先進医療のため、自己負担額が大きい検査となりますが、必要に応じてご提案しています。
t-PA網膜下注入併用硝子体手術
発症からの期間が短い網膜下出血の症例に対して、t-PAという血栓溶解薬を用いて血腫の位置を移動させることで視機能の中心となる黄斑部を守る手術です。現在までに当科で施行したすべての症例で視力の改善を得ています。網膜剥離手術
網膜剥離は眼科における緊急疾患の1つであり、治療法は主に2つあります。局所麻酔下での硝子体手術と全身麻酔下での強膜バックリング手術です。当科ではご紹介を即日受け入れ、最短で当日手術を行っております。