頭痛外来

国内の頭痛患者は約4000万人と推定され，国民の健康を脅かす重要な疾患の一つとされています。なかでも片頭痛の有病率は840万人にのぼり，その74.2％が頭痛によって日常生活への支障が高いといわれています。そのような中，2021年4月に片頭痛の新しい発症抑制薬が，2022年6月には片頭痛の新しい急性期薬が登場し，片頭痛治療における患者さんの治療満足度が飛躍的に向上しています。
そこで，患者さんの満足度や生活の質（QOL）を高める為に頭痛外来を新設しました。 頭痛外来では，一次性・二次性頭痛の鑑別，早期治療介入を実施し，頭痛症状の早期改善・生活水準の向上を目指します。
頭痛外来は紹介受診が基本です，かかりつけ医等の紹介状を持参ください。また，検査および治療薬の導入後は紹介医や近隣医療機関での加療および経過観察をお願いします。
 

頭痛外来の診療の流れ