事務部

事務部門は管理課、企画課、医事、ボイラー、電気等の現場部門から組織化されていますが、各課集合会議を週１回定例会議として開催し、事務部門の中の各課が目標に向かってどのような動きをしているか、また、今（いつまでに）何をやらなければならないか等について、自由に発言し合う場を作っています。問題点の共有化を図るというのが目的ですが、非常に各人の「やる気」を引き出しているのではないかと感じています。

職員のモチベーションの維持と孤立化防止策として、また、病院目標にも掲げてある「志を持って、明るく仕事ができる環境の創出」の一環として有効であり、経営目標から患者環境整備等までを重点項目として取り組んでいます。

管理課は、職員の人事に関すること、労働条件や福利厚生に関すること、共済に関すること、文書管理等病院の総務業務に関すること等、病院の管理業務全般を担当しており、その業務は多岐にわたります。
庶務、給与、職員、共済の４係で構成されており、事務職員、ボイラー技士、渉外相談担当、危機管理体制支援業務担当、自動車運転手等が所属し、医師・看護師・各種メディカル部門の職員など、医療の最前線で活躍する職員をサポートしています。
 

• 庶務係
  庶務係は、規程、施設管理、防災、電報、文書管理、業務外の講演、兼業、宿舎管理等、最も幅広い業務を行っています。
• 職員係
  職員係は、勤務時間、休暇、科学研究費、院内研修（元気本舗）、労働災害等の業務を行っています。
• 給与係
  給与係は、職員の給与、諸手当、採用、退職、休職等の業務を行っています。
• 共済係
  共済係は、厚生労働省第二共済組合の業務を行っています。

企画課は、経営に関する企画立案、固定資産管理、建物整備及び病院の各種出納事務を行っており、病院経営の要となる部署です。契約・経理・財務管理の３係で構成され、以下の業務を行っています。
 

• 契約係
  契約係は、医療機器、医薬品、医療用消耗品、給食材料、一般消耗品等の物品の購入や光熱水道料、物品建物の修理、業務委託、役務等の入札や契約事務を行っています。また、経営効率を高めるために、共同入札への積極的参加、ＳＰＤの導入による在庫管理の徹底に取り組んでいます。
• 経理係
  経理係は、月次・年次決算、資金計画に基づく借入・返済、支払い、収納事務を担当しており、各種伝票類の起票・精査・管理を行っています。
• 財務管理係
  財務管理係は、入院・外来・その他診療収益等、主に診療費の収納・伝票起票事務を行っています。また、診療費に関する相談対応・手続き、未収金の収入督促、診療費以外の債権管理も行っています。

医事部門は、病院の顔として、患者さんの視点を重視したより質の高い医療サービスの提供を目指しています。経営企画室（経営企画係）・医事専門職・算定係・入院係・外来係で構成され、患者さんと密接に関連する以下の業務を行っています。各診療科、看護部をはじめとする各部門との情報共有と連携を図りながら、診療をサポートしていきたいと考えています。また、患者サービスの一環として、外来ロビーでの案内業務なども併せて行っています。

• 経営企画係
  経営分析、医療法申請、施設基準の申請と検証、患者満足度の向上に関する業務に加え、エイズ拠点病院としての事務も担当しています。
• 医事専門職
  医療安全、医療訴訟に関する業務に加え、患者相談窓口の担当者としての業務も担っています。難病や身体障碍者等の指定に関する事務手続きも行っています。
• 算定係、入院係、外来係
  外来受付、入退院手続き、診療費の算定、診療報酬請求業務、診療統計等、入院・外来診療に関する業務全般を担当しています。