栄養サポートチーム[NST]
部門紹介
栄養管理はすべての医療の根幹です。
九州医療センターNST(KMC Nutrition Support Team)栄養サポートチームは多職種 チーム医療による先駆けとして、2004年4月に中央診療部門の正式な組織となり、同年8月に日本静脈経腸栄養学会(現在:日本臨床栄養代謝学会)及び2006年9月に日本栄養療法推進協議会より「NST稼働施設」の認定を受け、2006年1月には「NST専門療法士認定教育施設」の認定を受けました。2006年より歯科医師の参加、NST回診時に嚥下機能評価、嚥下内視鏡検査を導入しました。2016年より歯科医師連携加算、2020年より精神科病棟NST加算を取得しています。
九州医療センターNST(KMC Nutrition Support Team)栄養サポートチームは多職種 チーム医療による先駆けとして、2004年4月に中央診療部門の正式な組織となり、同年8月に日本静脈経腸栄養学会(現在:日本臨床栄養代謝学会)及び2006年9月に日本栄養療法推進協議会より「NST稼働施設」の認定を受け、2006年1月には「NST専門療法士認定教育施設」の認定を受けました。2006年より歯科医師の参加、NST回診時に嚥下機能評価、嚥下内視鏡検査を導入しました。2016年より歯科医師連携加算、2020年より精神科病棟NST加算を取得しています。
栄養サポートチーム(NST)とは
栄養不良状態になると、免疫能の低下により感染症や合併症、術後の創傷治癒の増悪や褥瘡の発生等により入院期間の延長に関連します。入院時及び入院中の栄養評価(スクリーニング)を行い、担当診療科と相談して、NST介入を実施しています。NST介入患者に対して、事前に多職種でカンファランスを行い、栄養評価・管理計画を立てNST介入を実施しています。
NST構成メンバー
NSTコアスタッフ29名(医師、歯科医師、管理栄養士、薬剤師、看護師、理学療法士、言語聴覚士、作業療法士、歯科衛生士、医事課、検査技師、地域医療連携室等/日本臨床栄養代謝学会 認定医1名、認定歯科医2名 NST専門療法士7名)、病棟リンクスタッフ(看護師)18名、サポートスタッフ 21名、計68名によりNST活動を行っています。
NSTの活動内容
- 入院時栄養スクリーニングによる栄養不良患者の抽出
- コンサルテーション(介入依頼)(随時)
- 栄養スクリーニングの検討(1回/週)
- 褥瘡患者の抽出(1回/週)
- NSTカンファレンス(1回/週、火曜日)
- NSTラウンド(2回/週、水・木曜日)
- 摂食嚥下機能評価及び訓練、口腔ケア指導(随時)
- NST委員会(1回/月)
- NST勉強会、講演会等
- NST専門療法士実地修練 2回/年
当院のNST活動
- 経口摂取支援、嚥下機能評価・訓練、嚥下内視鏡検査(VE)
- 経腸栄養管理(病態に応じた適切な経腸栄養剤の選択、合併症対策等)
- シンバイオティクスを用いた排便コントロール、腸内環境改善
- 創傷(褥瘡、SSI等)治癒促進対応経腸栄養剤の選択等
- 地域一体型NST(転院先の医療機関、施設に対する栄養管理情報提供書の作成)
日本臨床栄養代謝学会「NST専門療法士」認定臨床実地修練研修
当院は日本臨床栄養代謝学会NST実地修練認定施設です。
毎年1~2回、NST専門療法士研修(40時間)を当院にて開催しています。
2023年の同研修の実施予定については、ホームページ上に掲載予定です。
毎年1~2回、NST専門療法士研修(40時間)を当院にて開催しています。
2023年の同研修の実施予定については、ホームページ上に掲載予定です。