初期臨床研修

学生説明用パンフレット
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臨床研修プログラム
名称 | 国立病院機構九州医療センター 臨床研修プログラム |
---|---|
研修プログラム番号 | 030686012、030686013、030686014 |
病院管理者および研修管理委員長 | 院長 岩崎 浩己 |
プログラム責任者 | 臨床教育研修センター長 宮村 知也 |
臨床研修病院としての役割と理念・基本方針
研修理念
プライマリ・ケアを基本に、総合的診療能力を幅広く身につけ、病む人に寄り添った医療が提供できるよう医師としての人格を涵養する。
医師としての高い倫理観と責任感を備え、患者中心の医療を実践できるプロフェッショナルを育成することを理念とする。
医師としての高い倫理観と責任感を備え、患者中心の医療を実践できるプロフェッショナルを育成することを理念とする。
臨床研修病院としての役割
国立病院機構及び九州有数の高度総合医療施設として、地域の基幹病院として、質の高い医療を提供できる医師、広く教育研修や臨床研究、社会の医療福祉に貢献できる人材を育成する。
基本方針
- 医師としての責任ある姿勢(プロフェッショナリズム)を体現できる。
高い倫理観と責任感を持ち、医師としての社会的役割と公共的使命を自覚し、常に最善の医療を追求する。 - 人間性と教養を備えた医師となる。
人間としての温かさと豊かな感性を持ち、教養を深め、病む人の心に寄り添いながら誠実な医療を行う。 - 生涯学習に基づく広い視野と高い専門性を養う。
医学・医療の進展に対応できる柔軟な思考力と、高度な臨床能力を継続的に習得し続ける姿勢を持つ。 - 患者中心の全人的医療を実践する。
患者の人格と価値観を尊重し、信頼関係に基づいた医療を通じて、患者とともに病と向き合う。 - 多職種と協働し、良質なチーム医療を推進する。
互いの専門性を認め合い、コミュニケーションと連携により、協調的な医療環境を築く。 - 地域医療を支え、社会に貢献する医師となる。
地域住民の健康と生活を支える視点を持ち、地域の医療資源の中で自らの役割を果たす。 - 国立病院機構の一員として、公共性と制度的責任を理解し行動する。
医療の公平性・公共性を重んじ、法令遵守と社会的責任を果たす行動を常に意識する。
臨床研修病院としての特徴
当院では『診療』『臨床研究』とともに『教育研修』にも力を注いでいる。平成16年度に開始された新医師臨床研修制度の発足以来、毎年25~30名の初期臨床研修医を受け入れており、すでに300名を超える修了生が各分野で活躍している。『プライマリ・ケアを基本に、総合的診療能力を幅広く身につけ、病む人の立場に立った医療が提供できるよう医師としての人格を涵養する』という、初期臨床研修の理念に則ったカリキュラムを構築するとともに、最近ではスキルアップラボラトリーセンターを利用したシミュレータ実習を取り入れ、さらなる研修の充実を図っている。
平成29年度からわが国の専門医制度が大幅に変わり、新しく設立された日本専門医機構のもとに日本内科学会・日本外科学会を始め、各学会の専門医制度が改革される。当院でも初期臨床研修に続き、後期研修において医師としての人格を涵養、患者中心の診療、リサーチマインドを持った継続的な研修カリキュラムの構築に努めている。
さらに歯科医師臨床研修制度も整備しており、充実した指導医・上級医のもとで毎年2名の研修医を迎えている。看護職に対する教育・研修、新人職の医師やメディカルスタッフの教育・研修も定期的に企画され、年々充実しており、高度総合医療施設としての当院の機能強化と発展の礎となっている。
平成29年度からわが国の専門医制度が大幅に変わり、新しく設立された日本専門医機構のもとに日本内科学会・日本外科学会を始め、各学会の専門医制度が改革される。当院でも初期臨床研修に続き、後期研修において医師としての人格を涵養、患者中心の診療、リサーチマインドを持った継続的な研修カリキュラムの構築に努めている。
さらに歯科医師臨床研修制度も整備しており、充実した指導医・上級医のもとで毎年2名の研修医を迎えている。看護職に対する教育・研修、新人職の医師やメディカルスタッフの教育・研修も定期的に企画され、年々充実しており、高度総合医療施設としての当院の機能強化と発展の礎となっている。
専門教育機関として臨床修練の指定をしている学会
日本内科学会、日本内分泌学会、日本外科学会、日本産科婦人科学会、日本整形外科学会、日本脳神経外科学会、日本眼科学会、日本耳鼻咽喉科学会、日本皮膚科学会、日本泌尿器科学会、日本麻酔科学会、日本医学放射線学会、日本消化器病学会、日本血液学会、日本循環器学会、日本呼吸器学会、日本糖尿病学会、日本肝臓学会、日本腎臓学会、日本神経学会、日本リウマチ学会、日本アレルギー学会、日本消化器外科学会、日本胸部外科学会、日本呼吸器外科学会、日本小児外科学会、日本病理学会、日本超音波医学会、日本消化器内視鏡学会、日本プライマリ・ケア学会、日本乳癌学会、日本核医学会、日本小児科学会、日本口腔外科学会、日本臨床細胞学会、日本心血管インターベンション学会、日本放射線腫瘍学会、日本心臓血管外科学会、精神保健指定医常勤施設、日本周産期・新生児医学会、日本静脈経腸栄養学会、日本呼吸器内視鏡学会、日本脳卒中学会、日本IVR学会、NST稼動施設、日本婦人科腫瘍学会、日本老年医学会
研修の期間割
臨床研修教育課程
研修医の配置と期間(スーパーローテイト方式)
※同一診療科での研修は2年間で最大14週
※入職後の研修プログラム変更不可
1年次
総合プログラム(定員21名)
24週以上 | 12週以上 | 12週以上 | ||||
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1年次 | 内科(1) | 内科(2) | 内科(3) | 救急 | 外科(1) | 外科(2) |
小児科プログラム(定員2名)
24週以上 | 12週以上 | 12週以上 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
1年次 | 内科(1) | 内科(2) | 内科(3) | 救急 (麻酔科4週) |
外科(1) | 外科(2) |
産婦人科プログラム(定員2名)
24週以上 | 12週以上 | 12週以上 | ||||
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1年次 | 内科(1) | 内科(2) | 内科(3) | 救急 (麻酔科4週) |
外科(1) | 外科(2) |
広域連携型プログラム(定員3名)
24週以上 | 12週以上 | 4週以上 | 4週以上 | 4週以上 | |||
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1年次 | 内科(1) | 内科(2) | 内科(3) | 救急 (麻酔科4週) |
総診 (一般外来) |
外科 | 小児科 |
2年次
総合プログラム(定員21名)
4週以上 | 4週以上 | 4週以上 | 4週以上 | 4週以上 | 8週以上 | 20週以上 | |
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2年次 | 地域医療 | 精神科 | 総診 (一般外来) |
小児科 | 産婦人科 | 麻酔科 | 希望選択 |
小児科プログラム(定員2名)
4週以上 | 4週以上 | 4週以上 | 12週以上 | 12週以上 | 4週以上 | 8週以上 | |
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2年次 | 地域医療 | 精神科 | 総診 (一般外来) |
小児科 (九州医療センター) |
小児科 (こども病院) |
産婦人科 | 希望選択 |
産婦人科プログラム(定員2名)
4週以上 | 4週以上 | 4週以上 | 4週以上 | 4週以上 | 4週以上 | 24週以上 | |
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2年次 | 地域医療 | 精神科 | 総診 (一般外来) |
小児科 | 麻酔科 | 病理 | 産婦人科 |
広域連携型プログラム(定員3名)
8週以上または12週以上 | 4週以上 | 4週以上 | 12週以上または16週以上 | 16週以上 | |
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2年次 | 広域連携(1) ※地域医療4週含む |
産婦人科 | 精神科 | 広域連携(2) | 希望選択(最大4科) |